ヴェルニ登場!

1999年2月26日にブルドックのムーちゃんが9年の生涯を終えて以来、妻の両親を含め、皆元気が無い。ペットロス症候群だ。また犬と共に生活したいと思うが、すぐに次の犬と言う気持ちにはなれない。いかし、しばらくすると、週末になる度に、気がつくとペットショップに子犬を見に行っていた。犬はブルドック以外考えられないと思っていたが、私はふと、違う犬も飼ってみたい気持ちになった。

午後の紅茶のCMでおなじみのコーギーもいいなあと思い、別にすぐにでも飼いたい訳では無いが、コーギーについていろいろ調べて見ると、いいことしか書いて無い。こんなに良い犬がいるのかと思う気持ちに段々となってきている。犬は飼うならば、ペットショップでは無く、直接ブリーダーから購入したい。雑誌やインターネットでコーギー専門の、群馬近郊のブリーダーがなかなか見つからない。

週末になるたびに、そんな行動を起こしていると、気がつくと7月23日。妻がインターネットでコーギーのブリーダー調べてよ!と久しぶりにリクエストがあり、サーチエンジンで調べると、コーギーガーデンのページでWILD BERRY CORGISの存在を知りました。( I さん大変ありがとうございました。)7月24日に早速WILD BERRY CORGISさんに電話してみると、5月17日生まれの男の子がいるとのことで、とりあえず、見に行こうと思い、すぐに黒磯へGO!

WILD BERRY CORGISに到着して、野神さん夫妻にコーギーについていくつか質問をした後、ついに運命のご対面となった。何てかわいい!が第一印象だった。小さくて、まだ完全に耳は立っていなかった。ダッコをさせていただき、私達はすっかりコーギーに心を奪われていた。しかし、かわいいだけで飼うわけにはいかない。冷静に考えないと・・・私達は随分と悩んだ。短時間に何10回、100回は考えた。飼いたい気持ちと、飼ってからの責任、いろんなことが頭の中でぐちゃぐちゃになっている。でも、私達はお互いに飼いたい!と思っていたような気がする。どちらかが「飼おう!」と言うのを待っていたのだ。結局、夫の「飼うか!」のひとことで、コーギーが我が家の一員になることが決定した。今日は見に行くだげのつもりであったため、お金は黒磯の駅の近くの銀行のキャッシュコーナーでおろした。閉店時間が近かった。衝動飼いかとも思ったが、100回は考えたので大丈夫だ。

私達の決断によって、赤ちゃんコーギーは両親・兄弟・育ての親である野神さん夫妻と突然さよならをすることになってしまった。赤ちゃんコーギーは、この状況を理解できず、無邪気にしている。あまりに急なお別れに、私達も少々複雑な思いだった。ダンボール箱に入れられた赤ちゃんコーギーは、私達の車に乗るとどこへ連れていかれるのか不安そうな顔をしていた。最初はクンクン寂しそうな声で鳴いて、落ち着かなかった。しばらくして、ガリガリ・・・ビリビリ・・・ヘンな音が聞こえてきた。車に慣れてきた赤ちゃんコーギーは、箱の中の新聞紙を破き箱をかじっている。そして、遊び?(いたずら)疲れてたのか、カーブ続きの道のりにもかかわらず眠ってしまった。初対面の人・初めての車、さぞかし緊張していると思いきや・・・私達は、この赤ちゃんコーギーの頼もしさに驚いたのである。。。。。。。。。。。ヴェルニ新聞へつづく。