ムーちゃんのプロフィール

 

生涯期間 1990.1.26〜1999.2.26
好きな食べ物 ケーキ、アイス、プリンなど犬には食べさせてはいけないものばかり。かなりの甘党
嫌いな食べ物  ドッグフード(しかたなく食べている。機嫌の悪い日はハンスト行動を起すことしばしば)    


アイドル ?
町内でアイドル的存在!とにかく人なつっこい性格で誰に会った時でもお腹をだしてしまう 。愛嬌たっぷりで短いしっぽをプロペラのようにぐるぐる回しながらお尻を振る。そんな姿がかわいいいとファンがたくさん!散歩中立ち寄る家数件。人に呼び止められること数人。お陰でムーちゃんのお散歩はやたらと時間がかかった。

 

前科3犯
外を自由に歩いてみたいという願望があったのか、家族の隙を見て脱走すること3回。世間知らずの箱入り娘だったため大事には至らず(笑)思いのほか行動半径が狭かったので、すぐに発見され御用となった。でも1度は、2時間位見つからなかった。この時ばかりは家族全員焦った。みんなで手分けをして探し回ったが、ムーちゃんの姿を見つけることはできなかった。あたりは暗くなり諦めかけたその時、1匹の犬が家の前を通過した。まさしくムーちゃんだった。1人?で外に出たことがなかったので、家の前を自然と通り過ぎてしまったらしい。父の「ムー!」と呼ぶ一声にビビり、瞬間的にムーちゃんは固まって動かなかった。これに懲りたのか反省したのか定かではないが、これ以降ムーちゃんが脱走することはなかった。

 

ドライブ 
ムーちゃんは車に乗るのが大好きだった。車のドアを開けたままにしているとあの短い足で必死にジャンプを試み、飛び乗ろうとする。ドアが閉まっていている時は、ドアが開くまで絶対に動こうとしない。とにかく、乗らないと気が済まない。乗ったからには、距離に関係なく車が走らなければ納得しない。ムーちゃんの席は助手席。模範的なすわり方で、景色をながめながら楽しそうにしている。ムーちゃんにとってドライブはごはんの次に大切なものだった。でも、どんなに好きでも問題があった。ムーちゃんがいくら車が好きでも、からだがついていかない。あまり長距離ドライブは体力的に無理、ハァ〜ハァ〜してしまう。しかし、皮肉なことに1番の遠出が最後のドライブになってしまった。しかも、行き先は家から1時間の獣医さんのところ。それでもムーちゃんはいつも通り楽しそうにしていた。あの時のムーちゃんを思い出すたびに、もっと違ったかたちでムーちゃんをちゃんとしたドライブに連れていってあげればよかったと後悔してしまう。ムーちゃんがいなくなってから、その道を通るのは辛かった。本当に・・・。最近になってやっと、行き先がどこであったとしても最後にドライブを楽しむことができて、ムーちゃんもうれしかったんだろうなぁと思えるようになってきた。あの時のドライブは、一生忘れないと思う。